mini*O.15、ドール展

ARTs*LABo様主催　5/17〜19　mini*O.15・静岡、9/18〜22　額の中のドール展に参加させて頂きました覚書です。

mini*O.15へは久し振りのATCのみでの参加だったので、預けたATCが帰ってきたら覚書残そう〜なんて思っていたらいつの間にか10月になっていました。

小言を挟みながら描いたものを紹介？　しておきます。

光沢ボードをどう使おうと思った結果のアクリル絵。

アクリル難しい…まだ二回くらいしかちゃんと絵にできてきていないので頑張りたい。いつか自分で見てはしゃげるような綺麗なグラデーションができたらハッピー。

それでも、アクリル絵の具で髪のシルエット取ったあとにマルチライナーで毛束を描き込むのは非常に楽しかったです。

こちらは大好きなミジェロさんのオリーブグリーン。コンポーズブルーもちょびっと使っています。

多色遣いが下手ゆえに単色で味わい深い色が大好物なのですが、何度も言っている気がしますがオリーブグリーンの濃いめに溶いたときの渋味、薄く溶いたときの振り切った可愛さに風井戸はめろめろでございます。

余計なことはしますまいと背景は白多めにしました。ファブリアーノボードの紙目がよく見えて気に入っています。

要らんことしなくて良かった…。

アソートパックのATCもいよいよ残すところあと少し、と言ったところの

ブラック&ホワイトボード。

折角なので黒面を使いたく、ホワイトオンリーで塗り描きしました。

使用したホワイトはブリードプルーフホワイトです。

いつもはがっつりラフから下描きから線画までするのですが真っ黒なのでそうも行かず。なんとか形になって安心しました。一発描きこわい。

ジューンブライドにはまだ早い5月の制作。ジューンブライドには悲しいイメージがあるのでそんな感じに。

私のただの偏見ですのでどうかお気になさらず…。

アリス展で描きたりなかったYR30髪碧眼青ワンピースの女の子をまだ描いてやろうという本能のままに描きました。楽しかったです(小並感)。

YR30が理想的な髪色過ぎて無闇矢鱈に使いたいお年頃。

あとは背景をポスターカラーでベタ塗りするだけでなんとなくいい感じになる気がします。マット感が好き。

こちらはご購入頂きまして、どの辺りを気に入って下さったのかなぁとか、クリーミィな色味にフレンチ感を感じて頂けたら嬉しいなぁなどと一人そわそわしておりました。

確か今展示会から開催初日は販売無しの仕様になったと思うのですが合ってましたでしょうか。

遠方の方のためにも額装作品みたく売約制や、開催数時間後から販売開始とかだと良いなぁなんてつい思ってしまうのですが、一日通して作品全て揃った状態で観られるのは有難いですね。流石です。

いつ頃だったか忘れてしまいましたが、スケジュールカレンダーにタイトルを見つけてからこれは是非出たい！　と早めに制作を始めました。

まずはメインから。

『窓際の華』

どうでもいいのですが未だに自分のことを作家と称したり自分の描いたものを作品と言うことに躊躇いがあります。

偶に他に上手い言い回しができず使ってみたりしますが、おこがましい気がしてなりません…。

話は絵に戻りまして。

始めは窓枠の影を描き込もうと思っていたのですが、額を窓に見立てるならない方がいいかと思いやめました。

フランスの窓とかあれこれ調べたものはまたいつかに活かせたら。

学校からの帰り道、とあるお家の窓際でいつも見かける綺麗な女の子。気になって仕方のない少年はこっそりと花を添えます。

なんてお話はいかがでしょう。

人形みたいな人間の女の子なのか、人間の女の子みたいな人形なのか、ちょっとどっちかな、と思って頂けたら良いなと思いながら描き進めていました。気持ち的には人間の女の子みたいな人形です。

本番はムーラン・ドゥ・ロワ極細に着彩したのですが試し塗りに使ったシリウス新目が最高の滲み方をしていてぐぬぬとなるなどしました。

シュレッダー行きになる前に供養として撮って載せておこう…と思って今探したら見つからなかったのでもうシュレッドしてしまったようです。ｱｯﾚｪ……。

全く記憶がないのでもしかしたらどこかにあるかも知れませんが、途中の一部の写真を撮っていたので取り敢えずそれだけ貼っておきます。

フリッカー現象無しで残してほしかったな…あと窓枠の影の名残りがありますね。

ドレスはダニエルスミスのカスケードグリーンと悩んだのですが、こちらの少し前、BOOTHおまけポストカード用に描いた『レディ』がカスケードグリーンのドレスだったのでやめました。思いついてはすぐやめる。

結果今のホルベインのクリムソンレーキベースになった筈です。

お次はATC。

基本的にどころか根本的にタイトルをつけるのが苦手なのでいずれも無題です。

分かりづらいので左単品も。

球体関節初挑戦だったので、長いことマグネットを貼っ付けるだけのオブジェと化していたデッサン人形をこねくり回しました。

へー！　こうなってたんだ！

取っていて良かったです。

右のATCはアソートパックラストのケントボード。凶悪的にコピックに向かなくて困りました。

引きで見ると余り気にならないのですが、インクを吸わない・馴染まない・グラデーションが利かないのです…。

裏面はこちら。

いつもより参加人数の少ない？展示会だったようですが、ATC二枚ともお手に取って頂けたようで。有難うございます！

本当は日本人形とかマリオネットとかたくさん描きたいものがあったのですが、COLORs展を控えていたので余裕がありませんで…泣く泣く諦め、描きたいものをしぼり込んで描いたものをお気に召して頂けて嬉しい限りでございます。

書き残しておきたいのはこんなところでしょうか。言い訳も全て書いてしまった気がするのでCOLORs展覚書へもそもそと移行します。

ｱｯ思い出しました。

以前書いて頂いた方には申し訳ないなと思ったのですが、ドール展から感想ノートを新調しました。書きやすさを求めてテフレーヌ。

ページの入れ替えが利くので、参加テーマに因んだ落描きを添えられたらなぁと思っております。

ここまで読んで下さった方、お疲れ様です。有難うございました。