COLORs2019



10/2〜6 COLOURs展2019に参加させて頂きました。

もういっぱい話したでしょ! と思わなくもないですがまだまだ書き残しておきたいことがあるので長々と。


まずはメインから。



『海底ノスタルジア』



自分内企画ミジェロ6色くじ出張版(?)。

使用色はこちら。

キャプションでは文字数が足らず番号のみになってしまいました。

左上から


・グリニッシュブルー

・バディタブルー

・コバルトバイオレットブリリアントライト

・バーントアンバー

・ヴァンダイクブラウンディープ

・グレイオブグレイ


引いた色の半数がモノトーン向き、残りの半分はジュエリーな色味で自分では全く使いこなせる気がしなかったのですがなんとかなった気がします。多分。


使用した水彩紙はストラスモアの細目。

▼風井戸 は 塗り重ねることを覚えた



いつも塗り重ねると下の色が動いてしまいそうで(実際動かないとしても)一回で濃い色を置こうとしてしまうのですが、製作中いくら濃いめに解いても薄く感じたままでテンションが上がらずどうしたものかと。


濃くなれ濃くなれ~と根気よく塗り重ねてようやく楽しくなってきました。塗り重ねるの大事ですね…初心者丸出しでお恥ずかしい限りです。



以下は滅気るかと思った途中経過。


鱗を描き込むのはあほほど楽しかったですと言っておきます。鱗好きだね……。




お次はATC。


ご購入のご報告頂いた際に結構お話ししてしまった部分もあるかと思うので、それも引っ張って来つつ文字数が足りず入りきらなかった部分を長々と書き連ねていきます。

ご興味のある部分がございましたらそこだけちらーっと斜め読みして頂けましたら幸いです。



と、その前に。



プロフィールカードのお話。


テーマは「ATC全部の情報を入れる」でした。

なのでとても不格好。いや、センスのある方ならどうにか出来てしまうところを私出来ませんで。


なので画像を貼ればあらかた説明の済むところを載せずにこちらで全部書き残しておきます。前置きは以上。



ATCは以前minio展に展示して頂いたミジェロさんのオリーブを送り出そうかと考えていたのですが、「ボードがまだたくさんあるんだからどうせ展示参加するなら新しいものを!」と6枚描くことに。


描き上がるか微妙なところだったので主宰様に少々お時間頂いてしまいました。


こんなところで言っても仕方ないのですが、ご対応頂き有難うございました。




一枚目、ターナー透明水彩


メインのターコイズブルーとオペラレッドは、ターナーさんの絵の具を購入した際のお試しイラストですっかりこの組み合わせが気に入ってしまいまして。

ターナーさんならこの2色メインで、と決めていました。



2色だけでは味気なく感じたので、ツイートでも触れましたが推さずにはおれないマヤブルーと、陰に使うと重たく光るコバルトバイオレットなどなど…プロフカードには使用色全てをピックアップしました。



実は、完成したよ~と画像を上げてからオペラの子のお顔が気になってこっそり修正しております。どうぞ見比べないでやって下さい。





ニ枚目、コピック



メインカラーはRV91、コピックカラー擬人化で描いた女の子でした。

気に入れば何度でもこすります。ただししっぽは描き忘れる。



友人に譲り受けて以来初めて自分で購入したコピックは肌用のYR0000一本なのですが、2回目に購入した中にはもうこの色が入っているくらいの長老です。といっても5年も経っていませんが…。



次点で主な藤色っぽい部分は元はBV31をがっつり使っていたのですが、水彩紙ですと濃くなり過ぎるためB60に変更。以前も水彩紙に塗った筈ですがおかしいですね。


クリーミィで上品なイエロー、YR30も使いたくて背景にべべーっと使用しました。コピックだけどマットな感じ。



ボードはファブリアーノエキストラホワイトを使用しました。


コピックメインで塗るのに前回、ドール展の時にケントボードを使用して泣きを見たからって「コピック ATC ボード」でTwitter検索したとかそんな馬鹿な。


ファブリアーノボード塗りやすかったです有難うございます。

何回でも言いますが紙目がかわいくて好きです。



三枚目、Dr.Ph.Martin's


使用色はラディアントのターコイズブルー、ジュニパーグリーンの2色です。


ターコイズブルーはこれ一本あればどうにかなってしまうチート的な青なので是非おすすめしたい。

嘘ですジュニパーグリーンも宜しくお願いいたします。



カラーインクと言うと、些か退色が心配なところ。


購入当時(4.5年前?)作成した色見本、クリアファイルに挟むだけしてあとは結構雑に扱っていたのですが、それと今年作成した色見本を見比べたところターコイズブルーは余り変化が見られませんでした。


やったー! 日陰ならセーフか? と思いきや、ジュニパーグリーンのほうは少々緑みが薄れ、ターコイズブルーに寄せて来てるような色味に。難しいですね。



そしてDr.Ph.Martin'sさんと言えば推したいのはブリードプルーフホワイト。


以前にもおすすめ記事みたいなものを書いておりますので詳しくはこちらに。


さっと読み直してみたのですが余りお役に立てるようなことは書いてありませんでした_(:3 」∠ )_ 

いかに私が他のホワイトを使うのがへたくそかって事しか分からないような…そして敢えて書き直すことはしませんが国内販売は継続するようですので知らなかったとはいえ嘘書いてますね。



因みにこちらのFANBOXはFANBOXの体を成していない覚え書き置き場となっておりまして、無料記事しか置いておりませんので他に何か気になるものがございましたらそちらもどうぞご覧頂けましたら嬉しいです。




話は戻りまして、私の使用しているホワイトは今のところ変わらず9割がブリードプルーフホワイトでして。

自分の中で当たり前になりすぎて目イキングでも補足を忘れるほど。皆が皆お前のことを知っていると思うなよ!



愛用している割に、少なくとも4年は一瓶を使用し続けていると思いますがまだ底が見えません。買い置きもあるのですが…果たして開封される日が来るのかどうか。




四枚目、ホルベイン透明水彩


マリンブルーは海に、アーチストパンカラーのコバルトターコイズは空に使用しております。確かそれぞれ一色塗りの筈。


推し色が…カドミウムイエローオレンジとロイヤルブルーとキナクリドンバイオレットと…多い多い。


本当は使用した色ほとんど推してしまいたかったのですがプロフカードに入り切りませんでした。



それにしても先月購入したばかりの色をもう推すの? って感じもしますが推したい色を探しに購入したみたいなところがあるのでそこは目をつむって頂けましたら。どうして目的と手段が逆。


ホルベインさんの絵の具は使い心地も発色も好きです。



あと誰にも伝わらないのですがここがお気に入りでした。


どこだよって感じですがデジタルとかコピックとかでやる睫毛の一部を明るくするオーバーレイみたいなあの…あのアレ。そこだけどうしても推したかった。


ペリレンマルーンいい色です。私の小並印象『光る茶色』




五枚目、Winsor&Newton


ジュエルカラーシリーズのスマルトの青と紫の中間というか、自分で作るのは面倒な絶妙な色合いに弱いです。好き。


コバルトターコイズライトは相互さんにお勧め頂いたお色なのですがこちらも堪らない青緑の塩梅。



しかしPWCから〜なんて言ってますが手持ちはこの二色のみなんですよねこの人。カラーインクは全色衝動買いしたので許されたい。


でも数少ない手持ちが滅法気に入っている色だと凄く満ち足りた気分になったりします。Dr.Ph.Martin'sさんのカラーインクもそのパターン。



プロフカードでも触れていたのですが、瞳に使用したこの三色の組み合わせのはちみつ色というか、琥珀色というか。色合いと発色がとにかく理想的で……


理想的なのですが今度ピンク系のコピックを重ねて試してみたいなとこっそり目論んでおります( ˘ω˘)





六枚目、クサカベ


こちらは制作に手を付ける前、ダニエルスミス氏とどっちに致しましょうかとアンケートを取らせて頂きました。その節はご協力頂き有難うございます!


ツイートで言っていたことに加え、ここのところしばらく健康的な肌色を塗っていないような? 気がしまして、そのフラストレーションが溜まったせいもあってか肌色欲張りセットATCに。



お次の推しはグリニッシュイエロー。浅い知識を抱えて単一顔料を物色していた時に「えっこの色単一顔料なの!?」とびっくりしたお色でした。


PY129ってこういう色味なのですね…もの凄く好きになってしまった。緑好きです。


気にして見てみればもちろん色んなメーカーさんで取り扱っているわけですが、クサカベさんのように手に取りやすいメーカーさんの中にあるのは嬉しいです。

…あれ、ターナーさんは海外と日本で顔料変わってるんでしょうか?



さて置き。これはRGBでまとめるのがやっぱりベターだろうとそれぞれ決めていきました。

まだまだ未熟で2色使いが多いですが、徐々に上達していけたらいいなと思っております。



因みに裏はこんな感じ。気になる方はお手数ですが拡大して頂ければ読めるレベルかと思います。



今回水彩紙系のボード総動員しました。
元より色付きのものも格好良くかつコレクター心をくすぐられて好きですが、マーメイドボードのような両面仕様も色々遊べて楽しいです。

因みにアルシュボードは初めまして。アルシュ自体触れたことはありつつもあまりよく分かっていないので、丈夫そう、塗り重ねに強そう、以外は分かりませんでした。
何となくハガキサイズを使用したときより描き込みやすく感じたのですが気のせいでしょう。


しかしなんでプロフカードに使用ボード書くの忘れちゃったかなぁ……何より自分が使用紙が気になって仕方ない性質なのでそこだけ悔やまれます。


これで展示イラストの覚書は終了したのですがもうちょっとだけ続きます。



今回手製の色見本名刺を10枚、置いて頂くことができましたのでこちらでもご紹介。

お手に取って下さった方有難うございました。風井戸のことはどうでもいいので推し色だけでも覚えて帰って下さいね!


ブログでまとめます的なことをぼやいておきながらTwitterに上げていたもの以外写真を撮っておりませんで、あれではちょっと分かりづらいと思いましたのでまた新たに二枚召喚しました。
要りようの方がいらっしゃいましたらBOOTHでご注文頂いた際に一緒に封へ投げ込みます。


表はATCにも使用したDr.Ph.Martin's ターコイズブルー、Winsor&Newton コバルトターコイズライト、ホルベインアーチストパンカラー コバルトターコイズの他に、泣く泣く選抜落ちしてしまったミジェロ オリーブグリーン、ダニエルスミス ムーングロウ、ターナー マヤバイオレット。

ムーングロウは分離色として有名ですね。とはいえ私は相互さんにおすすめ頂いて初めて知りました。

初めは一面で考えていたのですが明らかに枠が足りなかったので裏面へ続きます。
優柔不断なので何か選ぶのに迷うと全部やるか全部やめるかの二択になりがちです。


裏面。説明が大変なので小さい文字でも見えるよう分割してみましたが読めますでしょうか? クサカベさんのゾーンが異様に広いです。

どうしても混色色を見て頂きたくてゴリ推してしまいました。すみません。


こんなところでしょうか。
COLORs展、会期終了までずっとそわそわしておりました。というか何故か未だにそわそわしております。本当になんで。

今回はとにかくCOLORs展関連のツイートとても楽しく拝見させて頂き、お留守番組ながら今までにないお祭り感が凄まじかったです。

もちろん現地で観れたら最高ですがモニターで見てこんなに楽しい展示会ってあるんですね…。


そして感想ノートへコメント書いて下さった皆様有難うございました! 

褒めて頂いたりすると嬉しくて戸惑ってしまったり、これ以上成長の見込めない語彙力で嬉しい嬉しい言うばかりしか出来ないのですが、とても活力を頂いております。


一人でもそもそ描いているとクオリティだとか時間だとかなんだかよく分からなくなってしまう時が有るのですが、温かなお言葉頂いて、やっぱり自分で「これ良くないですか! 私が描きました! 頑張りました!」っておかしなテンションでご報告できるものが描けたら一番幸せだなぁとしみじみ思いました。有難うございます。


今後の展示会参加予定が今のところないので、頂いた感想へのお返事は近いうちにTwitterでさせて頂くつもりです。

ここまでお読み頂き有難うございました。初見のつもりで自分で読み直して何分かかりましたかね…結構な分量かもです。


前記事でminio15、額の中のドール展についても覚書を残しておりますので余力のある方は暇潰しにでもお読み頂けましたら嬉しいです。



ここのところはどうにもCOLORs展が名残惜しく、推し足りなかった気持ちを込めてドローイングを描きまくっておりました。

一人はしゃいだままTLにお邪魔して申し訳ない…。


一通り推して満足致しましたので、今後はミジェロくじの続きや実行できていないタグ(忘れておりません!)の続きをまったりしておこうかなと思います。


今月は塗りたい欲が満たされてしまったのでリクドロはお休みしますが、また気まぐれに募集し始めましたら宜しくお願い致します。



ということでTwitterのほうでも予告致しましたが、BOOTHは14日公開を予定して準備をすすめております。

追加品の詳細など決まりましたらまたTLにお邪魔させて頂くかと思います。


絶賛台風の中書き綴っておりますが気圧のせいかモニターの見過ぎのせいかカフェインの取りすぎのせいか頭痛が痛いです。全部じゃないかな。

何はともあれ、皆さんのご無事をお祈りしております。


井の中のなんとか

イラストと画材が好きで気ままに描いています

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